Shigeki Kuroyanagi
農業起業家 愛知県岡崎市生まれ 早稲田大学政治経済学部卒。
2017年に出版された著書『最強の農起業!ブルーベリー観光農園で失敗しない農業経営』が話題となり(重版8版、中国・タイでも発売、計27000部)、これまで人気だったブルーベリーファームだけでなく、畔柳氏本人が引っ張りだこに・・・
自動車部品世界No.1の株式会社デンソーに入社後、40歳で事業企画課長に就任したが、ハードワークの日々に疑問を持つようになり、農業への転身を決意する。
2007年、45歳の時に、年収1,300万円の安定した生活を捨て独立し!観光農園「ブルーベリーファームおかざき」を開設する。
起業後は、生産性の発想が乏しい農業界で、効率化・収益性などを厳しく求められるデンソー時代に培ったスキルを生かし、栽培の無人化、IT集客などの様々な施策を打ち、現在では、毎年ひと夏1万人が訪れる地域を代表する観光スポットとなる。3ヶ月の営業にも関わらず、年収は2,000万円優に超え、社員時代の収入を大きく超えた。
全国からオファーを受けて、観光農園プロデュースに取り組む。近年は被災地復興事業として気仙沼に観光農園開設。 2018年1月野村総研発行の「NRIパブリックマネジメントレビュー」の中で農業の先進事例として特集される。また同年11月には地方創生の農業成功事例として台湾政府から「台日地方創生政策交流会議」に招聘され講演。
毎年開催する「成幸するブルーベリー農園講座」は、受講者が延べ1363人を超える人気講座となっている(現在はすべてオンライン講座)。この農園をモデルにしたブルーベリー観光農園が長崎ハウステンボスをはじめ全国に83か所(2020年8月現在)開園中、または開園準備中で、今後さらに増える見込み。この経歴・活動がマスコミで注目され、取材・報道は120回を超える。脱サラ志望の方々の行列が止まらない日々が続いている。